熱暴走が気になったので、分解して見ました。
去年はこんなことなかったので。
巷では2年使えばバッテリーの消耗が原因だよと片づけます。
本当なのか。
本当に?
そうした方が無難だから、そうだと決めつけていないだろうか。
なぜそう思うのか。
昔買ったau TORQUE G01 KYY24。
5年経つスマホだが、電池の消耗は確かにある。
しかし、元気だからだ。
別段問題ない。
私は変人である。
現場に答えはあるということで、分解することにした。
まず気になったのは構造。
この構造だと、経年劣化や落下による衝撃で、中の密着が緩む。
緩むとどうなるか。
新品だとほぼ圧着しているので大丈夫だろうが、様々な理由で、空気の層ができるだろう。
空気の層は熱の移動を阻む。
熱暴走だ。
次に気になったのは、圧着部分。
PS3のコントローラーによくある症状だったが、圧着が緩むと誤作動を起こす。
このゼンフォン4もクッション部分や黒のシート、つまり圧着が必要とするところが多々ある。
バッテリーの供給部分も然り。
自動車を思い出してほしい。
キレイに見えても、ゴム部分はどうしても劣化し、何もしなければ、オイルが漏れるものだ。
結論で、この夏いろいろ不具合があったゼンフォン4。
メンテナンスということで、バッテリーの付け直しと、アルミテープとゴムテープで、なんとか通常に戻った。
電池の消耗は仕方ないが、あと2年は持つだろう。
スマホが真っ黒で、電源が点滅した際は、以下の手順を試してほしい。
ひょっとしたらまだ持ってくれるかもかもしれない。
- 電源消して放置(熱暴走)
- バッテリーの付け直し
- 不具合あれば分解と圧着部分確認
- へたれていそうならば、補強する
最後に注意点で、分解時は絶対キズが付きます。
プラスチックカードやギターピックでいけるよ…という情報は少し間違いです。
最初の隙間を作る一撃は大抵キズ付きます。
プロフェッショナルや専用工具を持っている人は別です。
使えれば取り合えず良いという人は、喜んで?キズつけて?、分解しましょう。