弱小古物商人兼ブロガー、2級ファイナンシャル・プランニング技能士が生きる知恵を伝授します。
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2023年より、白色申告に戻そうと考えています。
それは、会計ソフトの月額利用料と決算処理、時間とのバランスの中で、個人事業を約10年間続けた結果、ここに至ります。
近年の会計ソフト値上げ、増税分含むも影響しています。
10年の結論として、これも皮肉なことですが、手取り年間300万を越えない人は白のままでも良いです。
一時期、騒然となった「副業300万以下は雑所得」の基準に似ています。
多少、税金で持ってかれても構いません。
時間が大切ですから。
収入を上げることが先決です。
違う角度から指摘すると、収入源を都会で得るなら青色申告。
所謂、収入源を地方で得るなら白色申告とも分析できます。
物価水準、給与水準が異なりますから。
コロナ禍も相まって、手取りベースで300万は中央値に近いでしょう。
ニュースで出ている、収入400万後半の中央値水準は、一定企業を対象に統計を取っています。
小企業、零細企業は除かれています。
様々な要素が交錯する中で、比較的、安易な白色申告に戻すこととしました。
※注意・近年、白色申告の人も帳簿保存が義務化されています。300万以下は簡易な帳簿、300~1000万は帳簿、1000万以上は決算書追加です。覚えておくと便利です。